最新情報

紅梅
白梅
紫陽花新芽
紫陽花新芽

2023/1/16 明日の春(あすのはる)

寒中お見舞い申し上げます
年が改まった1月も、忙しく過ごしているうちに半ばとなりました。松がとれ鏡開きも済んで、お正月気分も抜けてきた頃でしょう。
暦の上では“小寒”から“大寒”の時季。最も寒い時と言われます。先月からぐんと寒くなった今冬ですが、温暖な南房総なのに、寒い!などと言っていたら叱られてしまいそうです。

こんな寒の内にも、紅に染まる朝明けの空や早朝の凛と澄んだ大気、冴え冴えと照る月に瞬く星々、野一面を白く化粧する霜と土さえ持ち上げる霜柱…などなど美しい光景はたくさんありますから、寒い寒いと縮こまってばかりいてはもったいないですね。辛い寒さも楽しみたいと思います♪
けれどもやはり、暖かな春は待ち遠しいものです。
「明日の春」という言葉は、晩冬に春の訪れを待ち焦がれることを表すのだそうです。素敵な言葉ですね。もうあと半月もすれば、二十四節気の最初、“立春” を迎えますから、思いの外、春は近づいてきているのかもしれません。

吹く風は冷たくとも、既に春の兆しは見え始めているようです。
先日、初物のふきのとうを食しました。栽培ではなく野で採ってきたものです!
小さな小さなものでしたが、もうこんな季節なのだなあと、少し驚いてしまいました。また、紅梅・白梅が例年よりも早く花を開き始めましたし、紫陽花の枝に目を遣れば小さな新芽が芽吹いています。どれも、冬の間静かに蓄えていたエネルギーの現れですね。植物が時を知る力というのは本当に確かなものだと、感心することしきりです。
春はすぐ近くにあるのですね。そんな時季を表す冬の季語、「春隣(はるとなり)」という言葉も趣きがあります。
春の気配をも含んだ今の季節を、ぜひ南房総への旅でお楽しみくださいませ。

ご来館をお待ちしております。