御陣乗太鼓 午後9時10分~
入場料は1,500円(税込)です。
能登にお越しの際は、このショーを是非ご覧ください。迫力満点の演技です。
※都合により、実演がない日がございますので予めご了承下さい。
輪島市名舟町に伝わる御陣乗太鼓の由来
天正4年(西暦1576年)上杉謙信が七尾城を攻略、「霜は軍営に満ちて 秋気清し 越山を併せたり 能州の景」と詠じ、奥能登平定に駒を進めました。
現在の珠洲市三崎町に上陸した上杉勢は、各地を平定し天正5年、破竹の勢いで名舟村へ押し寄せてきました。武器らしいものがない村の人達は鍬や鎌で打ち向かいましたがやはり敵わず、その時、村の古老の指図に従い、≪樹の皮をもって仮面を作り、海草を頭髪とし、太鼓を打ちならす≫ という姿で戦い、上杉勢を退けたと伝えられています。 この戦勝は舳倉島の奥津姫神の御神威によるものとし、毎年奥津姫神社の大祭(名舟大祭・7月31日夜 から8月1日)に仮面を被り、太鼓を打ち鳴らしながら、御輿渡御の先駆をつとめ、氏神への感謝を捧げる習わしとなって現在に至っています。 始めはゆっくり、次にやや早く、最後はもっと早く、即ち序・破・急の三段で打ち切り、各自が自由な形で見えを切り、面に応じ、個性を生かした芸を入れるのが御陣乗太鼓の見どころです。
御陣乗太鼓保存会 パンフレットより引用
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