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2022/6/20 6月30日に食べる菓子、“みなづき”♪

6月21日~7月6日は二十四節気の内の“夏至”ですから、明日はその初日です。この日は1年で最も昼の時間が長くなる日ですね。梅雨のさ中ですが、カラリと晴れ上がって、日の長さを実感できる日になることを期待します。まだまだ梅雨は明けませんが、これからどんどん暑い季節に向かっていきますね。体調を崩さぬよう、養生してください。

さて先日 “夏越の大祓(なごしのおおはらえ)”をご紹介しましたが、この神事の執り行われる6月30日には“水無月(みなづき)”という和菓子を食べるようです。関西ではとても有名なお菓子だそうですが、関東では馴染みが薄いかもしれません。

6月の異称でもある“水無月”の名を持つそのお菓子は、三角形に切った白い“ういろう”の上に、炊いた小豆をのせたものです。
古く宮中では氷室(ひむろ)に保存していた氷を食べて暑気払いをする、という習わしがあったそうです。夏の氷は貴重品ですから、庶民には食べられるはずもなく、形を似せた甘いお菓子で代用したのが水無月なのだそうです。三角の形は砕いた氷を模しており、赤い色の小豆には魔除け・邪気払いの効果があると考えられています。蒸し暑くなる7月を前に厄払いをし、無病息災を祈願するという意から、夏越の大祓の日に食べる習慣ができたようです。

売り始めは各店で異なりますが、その名からもわかるように6月30日で販売を終了します。水無月を食べて暑気・邪気を払い、これからの半年間を健やかに過ごしてほしいと思います。

南房総市では、当館から車で約25分、丸山地区の「盛栄堂(せいえいどう)」で販売しています。
季節の行事や食べ物…日々の暮らしの中で大切にしたいですね。